読りんごの樹

禁断の甘い真実

怒りに任せた言葉に一切のインテリジェンスも含まない。自分が賢くないことを証明してるだけで、全力でオウンゴールを決めるようなもの。

多目的室は多目的であるがゆえにかゆいところに手が届かない。

ものごとを複雑にするのはシンプルで、シンプルにするのは複雑。これ以上言わない。

ガラガラの本棚やクローゼットはどうも気持ちが悪い。何でもいいから詰めたくなる。つまり収納用具が増えれば増えるほど余計なモノは増えていく。人のココロもこれに同じ。

他人の気分に左右されるなんて釣り針に掛かった魚と一緒。針を外すにはもがくしかないが、たいていもがけばもがくほど針が深く刺さってしまう。

イライラしやすい人はイライラすることにイライラしている。ことにイライラし、またそれにイライラし.. もう何層も深みにハマってしまっている。対していつも楽しんでる人は楽しいことが楽しくて楽しくて、もう何層も上のレベルにいる。

協調性がある→意志が弱い。意志が強い→素直じゃない。素直→自主性がない。自主性がある→協調性がない。

情報を詰め込み過ぎると覚えが悪くなり、食事を制限し過ぎると脂肪は増えやすくなり、働き過ぎると能率は低下する。それがストイックと呼ばれるんだからなんと易しい世の中なんだろう。

おいしくないものをマズいと言わない。美しくない女性をブスと言わない。うそつきはとても理性的なのである。

「他人(ひと)と違う」ほど平凡。自分は人と違うという主張ほど人と一般的な意見はなく、『言葉』を使ってる時点でそれは成り立たない。

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