読りんごの樹

禁断の甘い真実

ラクして成功してるやつが一番偉いに決まってる。でも人は自分がラクしてると気づくと、慌てて苦労を足しにいく。苦労は勝手にでもしてろ。

「毒にも薬にもならない」という表現があるが、毒と薬、この2つは対極をなすものではなく、類似語、あるいは同義語である。時に毒は人の免疫力を高め、時に薬は人をボロボロにする。

「毒、または薬にもならない」のほうが近い。

得たものを必ず次に活かしてやろうと奮起する人間たち。でもそうしたばかりに、かえって才能を眠らせているケース。決して少なくない。

必要のないところに限ってスピード違反の取り締まり。

でも、必要のないところで取り締まらなければ、やっぱり必要になる。

「不要」こそ、最も必要とされてたりする。

さほど有名ではない芸能人のプライベートや、知り合いの「◯◯なう」「△△わず」などのSMSのカキコミ。フィルターを通さずにありとあらゆる情報を吸い込んでいく我々。日本人が空気清浄機だったら、どエラいことになる。

『同調』や『団結』が必ずしも組織を上向かせるとは限らない。結束すること自体が目的になってしまえば、かえって集団はうまく機能しなくなる。

犯罪者の意見や主張よりも、何がそうさせたのかをメインに報道する。同じ人生を歩んだからと言って必ずしも彼、彼女のようになるとは限らない、いや、ほぼあり得ないのに。要は尺が足りないのだ。

「もちろん色んな考え方がありますが」
「全部が全部そうとは限りませんが」
「あくまで私個人の意見ですが」
「一概に正しいとは言えませんが」
「必ずしもそういうわけじゃありませんが」. . . 

日本人があいまいなのは、めちゃめちゃハッキリしている。

という見かたもあると思いますが。

 

ヒトには、自分のことを平均よりも約2割優れていると思い込むクセがあるらしい。

ん?自分はそんなことはないって?いやいや、ちゃんと研究結果が出てるんです。間違いありません。だって私の言うことは人よりも正確ですもん。 

 

靴下の上にサンダルを履けば履くほど、人は寄り付かなくなり、結局涼しくなる。

 

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